お金をふやすやり方には、「ちょきん」と「とうし」の2つがあります。この2つのちがいを、わかりやすい例(れい)をつかって説明(せつめい)します。
たろうくんは、毎日(まいにち)がんばって畑(はたけ)を手(て)でたがやして、にんじんを育(そだ)てています。にんじんは1本100円で売(う)れます。

パターン① 貯金(ちょきん)
たろうくんは、毎日(まいにち)とれたにんじんを大切(たいせつ)にとっておきました。1日1本ずつ、冷蔵庫(れいぞうこ)に入(い)れておくと、30日で30本たまります。
全部(ぜんぶ)売(う)れば、30本×100円=3,000円 になります。これが貯金(ちょきん)です。

パターン② 投資(とうし)
たろうくんは、10日経(た)ったところで、とっておいた10本のにんじんを売(う)り(10本×100円=1,000円)、そのお金(かね)で「くわ」という畑(はたけ)をたがやす道具(どうぐ)を買(か)いました。
すると、手(て)でたがやすよりはやくなって、1日に2本のにんじんが取(と)れるようになりました。残(のこ)り20日間(にちかん)で2本(ほん)ずつ取(と)れるので、20日×2本=40本
全部(ぜんぶ)売(う)れば、40本×100円=4,000円になります。
これが投資(とうし)です。

くらべてみると…
パターン① 貯金(ちょきん):3,000円
パターン② 投資(とうし):4,000円
投資(とうし)の方(ほう)が、1,000円多(おお)く得(え)られる ことになります✨
まとめ
貯金(ちょきん)は、お金(かね)をそのまま大切(たいせつ)にとっておく方法(ほうほう)、投資(とうし)は、お金(かね)を使(つか)って道具(どうぐ)やチャンスを手(て)に入(い)れ、あとでお金(かね)をもっとふやす方法(ほうほう)です。
あなたは、どちらをえらびますか?