ブログを大学生で運用しているtaiyo(@暇な大学生ブログ)です。
電験3種【理論】、重要ポイントをわかりやすく詳しく解説していきます!
それでは直流回路の重要ポイントの学習スタート!
今回、学習すること
導体の抵抗の大きさ
①抵抗率と導電率
抵抗率と導電率の概念と、抵抗率と導電率から抵抗を求める方法について学びます。
②抵抗温度係数
温度が変化したとき、抵抗値がどう変化するのかについて学びます。
キルヒホッフの法則
①キルヒホッフの第一法則(電流則)
流れ込む電流の和=流れ出る電流の和圧
②キルヒホッフの第二法則(電圧則)
起電力の総和=電圧降下の総和
導体の抵抗の大きさ
抵抗率と導電率
重要度 ★★★
抵抗率とは、断面積1㎡、長さ1mの導体が持つ抵抗値です。
導体は、断面積が広いほど電流が流れやすくなり、長いほど電流が流れにくくなります。
抵抗率の逆数を導電率といいます。
低効率の量記号は ρ(ロー) 、 単位はΩ・m(オーム・メートル)です。
導体率の量記号は σ(シグマ) 、 単位はS/m(ジーメンス毎メートル)です。
抵抗温度係数
重要度 ★
抵抗温度係数とは、温度が1℃変化したときの抵抗値の変化の割合をいいます。
抵抗温度係数は、α(アルファ)で表します。
導体の抵抗は、温度が上がると大きくなるので、抵抗温度係数は正の値となります。
ポイント!
温度が高くなると原子の熱振動が激しくなり、電子の移動を邪魔するので、電気が通りにくくなります。
そのため、温度が上昇すると導体の電気抵抗は大きくなります。
キルヒホッフの法則
キルヒホッフの第一法則(電流則)
重要度 ★★★
キルヒホッフの第一法則(電流測)とは、ある点に流れ込む電流の和と、そこから流れ出る電流の和は同じそのことをいいます。
公式
キルヒホッフの第一法則
流れ込む電流の和=流れ出る電流の和
キルヒホッフの第二法則(電圧則)
重要度 ★★★
キルヒホッフの第二法則(電圧則)とは、回路中の任意の閉回路(一周しているループ)において,起電力の総和と電圧降下の総和は等しいそのことをいいます。
ちなみに、電源が逆向きにあるときは、単純にマイナスします。
公式
キルヒホッフの第二法則
起電力の総和=電圧降下の総和
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