電験3種【理論】、わかりやすい直流回路の重要ポイントまとめ②

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電験3種【理論】、重要ポイントをわかりやすく詳しく解説していきます!

それでは直流回路の重要ポイントの学習スタート!

今回、学習すること

①直列接続と並列接続

  電源や抵抗などの接続方法である直列接続と並列接続について学びます。

②合成抵抗

  複数の抵抗をまとめて置き換える合成抵抗と,その計算方法について学びます。

③分圧と分流

  分圧と分流について学びます。

直列接続と並列接続

重要度 ★★★

直列接続とは、抵抗を「数珠つなぎ」のように一列につなげる方法です。

並列接続とは、電流が枝分かれするようなつなぎ方で、抵抗の端子どうしをつなげる方法です。

直並列接続とは、直列接続と並列接続を組み合わせた接続方法です。

直列接続

直列接続された各抵抗には、電流の連続性から同じ大きさの電流が流れます。

直列接続された抵抗には同じ大きさの電流が流れる

並列接続

並列接続の場合、並列接続された各抵抗による電圧降下は等しくなります。

電位は抵抗や電源を通過しない限り変化しないです。

導線を等しい電位ごとに色分けした図を、電位分布図といいます。

電位分布図より,並列接続された各抵抗の両端子の電位差、すなわち並列接続された各抵抗による電圧降下が等しいのがわかります。

並列接続された抵抗では同じ大きさの電圧降下が起きます。

ポイント!

直列接続・・・各抵抗に流れる電流は等しい

並列接続・・・各抵抗による電圧降下は等しい 

合成抵抗

重要度 ★★★

合成抵抗とは、複数の抵抗をひとまとめにして、置き換えができる抵抗をいいます。

直列接続された抵抗の合成抵抗

直列接続された抵抗の合成抵抗は、2個でも3個以上でも足せば良いです。

並列接続された抵抗の合成抵抗

並列接続された抵抗の合成抵抗は、合成抵抗の逆数=それぞれの抵抗の逆数の和になります。

ポイント!

抵抗 R の逆数1/RをコンダクタンスGといい、電流=電圧×コンダクタンスとなります。

単位は[S]です。

分圧と分流 

重要度 ★★★

抵抗の直列接続と分圧

抵抗は直列につながれると、電圧降下によって、電圧を分ける機能があります( 分圧 )。

回路全体の電圧を各抵抗に生じる抵抗値で比例配分します。

ポイント!

オームの法則から導くことができます。

抵抗の並列接続と分流

抵抗の並列接続回路では、電流を分け合う分流が起こります。

各抵抗に流れる分路電流は、抵抗値の逆比例配分で求められます。

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